曙光 |
|
2006-03-31 Fri 01:34
![]() ![]() 微睡み(まどろみ)の中で夢をみていたらしい。 「今度の週末は、飲み明かす期待をしててもいいんですね?」 と、彼女が微笑みかけながら聞いてくる。 (お泊まりしないって言ってたのに・・・) たぶん、私は困った表情をしていたのだろう・・・。 「今度だったら、ラブホでもOKするのにな〜♪」 「えっっっ?!!」 そこで夢が途切れた。 (なんちゅう夢だ・・(-_-;)。これが願望なのか・・・) (まあ自然な目覚めといえば、そうかもしれない) 伸びながら時計を見ると、まだ5時10分。 アラームは6時にセットしてたはず。 外はうっすらと白んでいる。 そう冷えていない。 (これなら繞堂(にょうどう)も辛くなさそうだ。) 宿坊のすぐ前の、蕾の綻び書けた桜の木で、 まだ、声のおぼつかないウグイスが啼いている。 {ハ〜ャク オキロ} {ハ〜ャク オキロ} 思わず苦笑してしまう。 「起きたよ!」 そう声に出して、返事をしてあげる。 {も〜ぉ オキタ} 笑いがこぼれる。 木々の間から、一筋の曙光とともに日輪がかいま見える。 嗚呼・・・! 声にならない感動が突き抜ける。 大愛大貪染三昧に住し、痴愛染着を浄化するという 愛染明王法の行満の座の日の出。 身色(しんしょく)日の暉(ひかり)の如くにして 熾盛(しじょう)の輪に住するという観想は、 この曙光なのか・・・・・ それにしても、あの夢は 愛欲煩悩すら清浄法身であるという徴なのか・・・・ 自然と手が合わさり、思わず愛染明王の真言を唱えていた。 |
この記事のコメント |
|
|
||
| 管理者だけに閲覧 | ||
|
|
||
この記事のトラックバック |
|
| 東風(こち)吹かば |
|






