ユーモアとウィット |
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2008-06-27 Fri 23:32
![]() オーストラリアに住んでいる時、チベットのラマから教えを受けていたが ラマの多くは、すごくユーモアが豊かだった。 悩みを笑い飛ばし、でも真摯に向き合う姿勢に身の震える思いがした。 自分で精神療法をやるようになって、つい前々回の教育分析では 濁(汚物)さえ滋養に変容させるくらいの“セラピー”にならないことを思い知らされた。 自分なりに試行錯誤でやってみてると、どうもボケとツッコミというか 山中先生がおっしゃる掛け合いのような感じになる。 たとえば、対人関係の相談を受けている時も やはり面接中に笑いが起きる。 プロセス・ワークではホット・スポットというのだが、 緊張する局面になると笑いが起き、一気に転回することがよくある。 ユーモアというよりもウィットの世界のような気がする。 これを説明する時に、「ネコの毛繕い」という。 ネコがケンカしている時に、他害のテンションが高まると いきなり毛繕いをはじめる。 このことを説明すると、やはり笑いがこぼれるので その感覚が、ホットスポットの笑いやウィットに通じる。 チベット仏教の空と日本的な空性の違いなのだろうか? サイコセラピーは落語と通じるものがあるのかもしれない・・・と 思う今日この頃・・・。 |
加持的サイコセラピーにエナクトメントを使ってみる |
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2008-06-12 Thu 21:24
![]() エナクトメント(プロセスワークではドリーミング、 もうちょっと深い次元ではフラート)は、 セラピストの無意識の動機やドリーミング (雰囲気、気、仕草、言葉のトーン・リズム・質・旋律・早さ、 視線、違和感などなど)がクライアントに影響を及ぼすのを、 逆転移エナクトメントというそうだ。 ということは、転移エナクトメントもあり、 プロセスワークでは、ドリームアップと呼んでいる。 転移・逆転移におけるエナクトメントは 「双方の無意識的動機づけにおける相互作用として むしろ避けなければならないものとされていた」そうだが、 有無をいわせず体験してしまうものなので、 むしろ言語化して治療の場に投げ込んでみる。 そうは言っても、言語化するのを躊躇われるような フラート(あるいはもっと自覚しやすいドリーミング)もあり、 そのような時は、ただその瞬間に自覚しているしかなく 罪悪感の塊になってしまう。。。。(´-ω-`;) 言語化するのは口頭伝授か。 ならば、ゾクチェンのようにヘデワに導き入れたら、 もっとダイレクトなのかもしれない。 弘法大師空海の『即身成仏義』に 「加持とは如来の大悲と衆生の信心とをあらわす。 仏日の影、衆生の心水に現ずるを加といい、 行者の心水、よく仏日を感ずるを持と名づく。」 とある。 これを心理臨床に言い換えると 「エナクトメントとは治療者の開かれた無意識と患者の治療動機とをあらわす。 治療者の間主観性、患者の無意識に逆転移されるを加といい、 患者の転移、よく治療者に向けられるを持と名づく。」 おぉ!これが加持とサイコセラピーの共通原理ぢゃないか!! さっそく、明日の外来で試してみる。 |
おいおい!本末転倒ぢゃないの? |
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2008-06-04 Wed 22:16
![]() 下記のニュース記事を読んで脱力した。 すでに日本では覚醒リズム障害(夜型)が多いので、 サマータイム制を導入すると、こういう夜型の人に 健康障害が大きくなる可能性があるので サマータイム制を導入するのは問題があるという論旨。 オーストラリアに留学中に サマータイムを経験したが、 未明の空を見上げている時の爽快感は これまでかつて味わった事がなかった。 少なくとも、ストレスの軽減には 早寝早起きが効果的である事は すでに常識化している。 現代日本では夜型という問題があるにもかかわらず、 まずそれを是正すべきという議論がなされていない。 「サマータイム制が導入されても夜型が変わらないとすれば」 という仮定の下での話であり、 レジリエンス(適応力、回復力、自然治癒力)により 夜型日本人がどう変化するかという視点に欠けた論考である。 変化を嫌う日本人特有の保守的というか、 当たらず触らずというか、 識者でさえ、この程度の事なかれ主義の認識を盾に サマータイム制を導入を反対している事に 哀しささえ覚える。 識者評論「サマータイム制度」 睡眠乱し健康障害の恐れ 夜型日本人に大きな影響 北海道大教授 本間研一 記事:共同通信社 提供:共同通信社 【2008年6月3日】 地球環境をテーマにした主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)開催を前に、サマータイム制度を日本に導入する動きが加速している。豊かなライフスタイル、省エネルギー、経済波及効果などキャッチフレーズは魅力的に見えるが、サマータイムには多くの問題があり、期待される効果よりも弊害が多い。 国民生活に直接かかわるだけに、メリットとデメリットを明確に認識して、日本の条件に適しているか否かの慎重な判断が重要である。 サマータイムが生体リズムや睡眠に悪影響を与えることは以前から指摘されていたが、欧州で最近行われた大規模調査により、たとえ時計の針を1時間進めるサマータイムであっても、生体リズムは長期間適応できず、さらに自然に備わった季節性リズムに障害を起こすことが明らかとなった。その影響は日本人に多い夜型(夜遅くまで起きているタイプ)で、より大きいことも判明した。 生体リズムと社会的スケジュールが一致しないことで生じる健康障害に、不眠や昼間の眠気を主症状とする時差症候群がある。これまでこの症状は、数時間の時差がある場合でないと出現しないとされていた。しかし、この考えは崩れつつあり、特に睡眠リズム障害者やその予備軍の人々では、1時間の時差でも脅威となる可能性がある。 サマータイムを導入している国で、時刻変更の前後における健康状態や交通事故の頻度などが調べられている。結果は必ずしも一致していないが、好ましくない影響が報告されている。 例えば、サマータイムへの移行後数日間、睡眠時間の短縮や睡眠の質の低下がみられる。抑うつ気分の発生、あるいは抑うつ状態による病院受診が多くなるとの報告もあり、自殺が増えるとの結果も出されている。 研究数が限られているので直ちに結論は出せないが、国民の睡眠や精神衛生が他の欧米諸国に比べて著しく低下している日本で、サマータイムの影響はより大きいと考えられる。この50年間、日本国民の平均睡眠は約1時間短縮し、欧米諸国の平均睡眠と比較して約1時間短い。日本国民は極め付きの夜型であり、その80%以上は午後10時を過ぎても起きている。 さらに日本の自殺者の多さは際立っている。ぎりぎりのところで生活している日本人にとって、サマータイムが最後の一押しにならないとも限らない。睡眠時間や睡眠の質が今問題になっているメタボリック症候群の発症と関係するとの研究結果もあり、車の運転など作業効率に与える影響も示唆されている。ちなみに、日本で睡眠障害による経済損失は年間3兆円に上るとの試算がある。 最近、カザフスタンでは期待された省エネ効果がなく、健康に悪影響が出ることから、サマータイムを廃止し、ロシアでも廃止提案が国会に出された。米国でもサマータイムを導入したインディアナ州では、家庭の電気消費量が増加したという。フランスでは10年以上前からサマータイム廃止を計画しているが、欧州連合(EU)の手前、廃止できないでいる。 同じアジアの韓国、中国、香港は、いったん導入したサマータイムを今は廃止している。健康弱者にはつらいサマータイム。必ずしも地球温暖化対策にならず、むしろ逆効果となる可能性のあるこの制度を詳細な検討や議論もなく、日本に導入することは問題である。 |
亡羊の嘆〜妹との往復書簡〜その3 |
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2008-05-31 Sat 19:49
![]() 件名:なんで 本文:泣けてきました。 私のメールの、あのわずかな情報だけで、 なんでここまで薬が上がってくるんだろ、と、 毎週のように私の症状の詳細を聞いている医師からは、 効果がないと言っても、薬の変更に躊躇し、 別の薬の名前さえ上がってこないのに、と なんでお兄がお兄なんだろう、と。 おそらく1番頼りになる、信頼に値する医師であるのに、 それが兄ということで治療が受けられない、 兄妹ということを本当に悲しく思いました。 『観念奔逸(いろいろあれこれ考えてしまう)、 易努的でありながら、自責的&他罰的、抑うつ的であることや、 身体症状の時期と不安・焦燥の時期がオーバーラップしている』 そうです。息子の入学が終わり、 学費のために仕事を探さなければならない、 だけど身体は痛みを始め、 CFSの診断基準を満たしてしまっているくらい、 安定しない体調に焦りや不安がつのり、 その焦りがどうしようもなく、 活動量を増やして体力をつけていこうとしていて、 たぶんそのあたりもあると思ってはいました。 睡眠障害が出だしたのも、 歯医者の治療終了の日が決まった時からでしたから。 歯医者の治療が終わって、ダメージが一段落したら、 仕事を始める準備に取り掛からなくては・・・と考えていましたし。 実際、ひどい疲労感があるくせに、 焦りでじっとしていられずにハローワークに行ったりしました。 安定しない体調の人を雇ってくれるところはないだろうと言われて、 当然だなと思いながらも、やっぱりそれはショックなことで、 先々の不安に拍車をかけてしまいました。 私はメンタルクリニックで、一度見放されましたからね。 今の主治医ではこの処方は無理だと思いました。 が、新しく病院を探すのも怖さを感じます。 『これをドクターに伝えるのは難しいかもしれません。』 では、どうしたらいいんでしょうね? 『心療内科にかぎらず、精神科でも ちゃんと精神療法が出来るドクターは少ない』 お兄に主治医をお願いできない以上、 他の医師を探すしかないのですよね。 今日、いくつか通院しやすい場所の クリニックを探そうとしていました。 件名:<Re:なんで> 本文:この前のメールでも書きましたけど、 あなたの症状は典型的なうつとは違うんです。 だから医者は迷うと思います。 というか、迷って当然なのですが。 うちのクリニックには あなたとおなじようなヒトが多いんです。 場所柄でしょうけど。その中で悪戦苦闘していると、 イヤでも経験を積むことになります。 双極性感情障害といいます。 帝京大学の内海先生が2年前に 『うつ病新時代―双極2型障害という病 (精神科医からのメッセージ)』 という本を書かれています。 今は本を読むどころではないと思いますが、 快復したら読んでみて下さい。 今年になってようやくうつ病学会や精神神経学会で 双極性障害のテーマがピックアップされるようになりました。 でもいまだに認知を得ているとは言い難いところがあります。 今年、改訂予定のアメリカ精神医学会のDSM-IV-TR(疾患分類)で、 ソフト・バイポーラー(軽微双極)や気分変調症(香山リカさんが "新型うつ病"と呼んでいるディスチミア親和型=軽微慢性うつ病)を含め、 双極性感情障害の概念がかなり広くなることが予想されてます。 実は、アキスカルというドクターが1990年頃から言ってたことなんです。 アメリカよりも約20年、文化も治療も遅れているんです、日本は。 で、あなたが書いてくれたクリニックのHPを見てみました。 A医院では、まず精神療法は無理かな?と思います。 バックグラウンドが身体科みたいですから。 Bメンタルクリニックはカウンセラーがいるので、 ドクターはもしかするとクスリだけかもしれません。 Cメンタルヘルスクリニックはうつの社会復帰を謳っているので、 あるいは・・・?という感じもありますので、 まずはメールかファックスで、 どのような精神療法をやっているのか聞いてみたらどうでしょうか? 精神療法で多くのドクターは支持的精神療法をやっていると答えると思います。 あるいは認知行動療法とか。 そういう答えなら避けた方がいいと思います。 なぜかというと、クスリは患者さんに合わせて処方するのに、 精神療法はコレっていうのはヘンだと思いませんか? クスリも精神療法も一人一人に合わせて、 オーダーメイドに変化するのがフツーだと思うんですけど。 きちんと精神療法を学んで、出来れば教育分析も受けて(ほとんど居ませんが)、 逆転移を自覚出来るドクターでないと、 意見の食い違いがあったとしても、 ちゃんと「またおいで」って言ってくれないでしょう。 そういうドクターでないと、 この人になら任せてもよいかな?とは思えないでしょう? 病院探しは、お見合いと同じだと思いますよ。 |
苦悩の哉生魄〜妹との往復書簡〜その2 |
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2008-05-27 Tue 06:20
![]() 件名:ぢゃあどうしたらいい? 本文:『クスリという異物を体内に取り入れること、 つまり脳の働きをコントロールすることに対して、 同じ脳をよりどころとするカタチのない自我がどう感じるかを、 丁寧に扱う必要』 『どの程度の自我(あるいは自覚)の変化だったら許容できるか、 あるいは深層意識の抵抗(未病)を予測した上で、 変化する間の容器(コンテイナ)としてクスリを使う』 このあたりのことは、心療内科であれば 基本的に熟知されていることなんですか? 『心理療法でいう直面化と同じやり方』 『治療者がクスリを出すということは、 相手の内的世界に踏み込むことですから、 ラポールが確立されていないと出せない』 ラポールとは下記にある「内なる治療者」ということなのでしょうか? 『診察室を離れても「護られた空間と場所」、 つまり「内なる治療者」、がその人の中に形成されている必要があります。』 「内なる治療者」が確立されている、 ということがどういうことを言っているのかがわかりません。 『そのあたりのことはじっくりと話し合ってみて下さい。』 患者として、目の前にいる医師に、どう話せばいいのか・・・・ という具体的なところで躓いてしまいます。 ようやく受け入れてくれたクリニックは、救命医の集まりです。 脳外科、整形外科でたらい回しの上に診察拒否されていたので、 部位だけでなく全身状態というところで診てくれるところと、 診察拒否せずに受け入れてもらえただけでも助かりましたが、 やはり心理面での踏み込みには躊躇しているという側面を感じていました。 夜中の2時くらいから何度も目が覚めてよく眠れない、 それまではそこそこ効いていた睡眠導入剤もいきなり効かなくなって、 鬱状態になっている、と言ってから二週間になります。 異様な疲労感と、焦燥感、不安や身体症状なども詳しく話しましたが、 どう扱っていいかわからないでいるような印象でした。 とにかく眠れるようにしようと、眠剤は頓服の追加をしてもらいましたが、 効果は・・・・・相変わらず導入は遅いし、 夜中に何度も目が覚めて、睡眠不足状態の連日です。 心療内科であれば、お兄が書いてくれたようなことを基本的にわかっているのなら、 心療内科に行くようにしたほうがいいのかな? 日に日に精神状態は悪化していってしまってる感じがしています。 私も、「鬱だから鬱の薬を出してもらいさえすればいい」とは思っていません。 自分の症状や心理状態を直視することには、ためらいや不安はないです。 すみません、うまく言葉に表現できません。 件名:Re:<件名なし> 本文:ラポールとは信頼関係という意味です。 「内なる治療者」は自己治癒力とでも言いましょうか、 傷が治る自己治癒力とはちょっと違うのですが、 自己への倦くことなき関わり(コミットメント)と 肯定(アクセプタンス)により発現される力のことです。 心療内科にかぎらず、精神科でも ちゃんと精神療法が出来るドクターは少ないです。 そういう意味では、クスリによる身体へのキュア(療法)と 対話による心へのケア(手当)を 同じ次元ではやれないドクターがほとんどですねぇ。 どうしても治療者の逆転移(多くの場合、患者さんに対するネガティヴな感情)が 入り込みますからねぇ。 だから治療者がいいように患者さんをコントロールしようとするんです。 それで精神科医師から一度見放されると(理由は何であろうと) 回復が非常に難しいといわれるのです。 あなたの今の状態の入眠困難、熟眠障害は鬱の症状ですが、 頻回の中途(未明)覚醒は躁状態の症状のようです。 つまり典型的なうつで見られる、思考制止や悲哀に固定せず、 観念奔逸(いろいろあれこれ考えてしまう)、 易努的でありながら、自責的&他罰的、抑うつ的であることや、 身体症状の時期と不安・焦燥の時期がオーバーラップしているなどは、 うつ状態が表で躁状態が裏にある「混合IID型」といわれる状態のようです。 うつ状態が表ですから、私だったらまず レボトミン5mg夕方服用として使いますかねぇ。これはオススメです。 で、睡眠導入剤には、リボトリール0.5〜1mg、 それで眠れなくて多夢傾向があれば、レスリン25mgを追加しますかねぇ。 フツーのベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤は、 量を増やすことでかえって目が冴えてしまいますから、 追加するとしたらせいぜいレンドルミンか アモバン、ロヒプノールくらいですね。 それとこれまで何度も似たようなエピソードを繰り返しているなら、 デパケンRが必要かもしれません。 テグレトールの方が切れ味がいいのですが、 副作用がかなり出るので、女性には使わないようにしてます。 これをドクターに伝えるのは難しいかもしれません。 特に混合状態はだいたい誤診されますし、 キチンと診断出来るドクターはそんなにいないからです。 間違っても抗不安薬(いわゆる精神安定剤)の分3なんかは服用しないように。 脱抑制となり、易怒性がたかまり、退行します。 それと、抗うつ剤も通常使用量の1/3〜1/2で良いと思います。 デパケンとかリーマスでサンドィッチしてても躁転しますから。 でもこれもちゃんと状態を説明して(心理教育)、 このクスリはね・・・という話をして(インフォームド・コンセント)、 飲んでみるかぃ?(同意)というプロセスをたどらないと、 患者さんを治療者のコントロール下に置くことになりますからね。 丁寧に医学用語を使わずに、図で書いたり 例え話をしたりして説明してます。 ラポール(信頼関係)っていうのは、 治療者と患者さんの治療同盟のことなんです。 |
蒼天の盈月〜妹との往復書簡〜その1 |
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2008-05-24 Sat 06:24
![]() 件名:おにーたまー! 本文:私の主治医になってくれない? 件名:Re:おにーたまー! 本文:表向きは判断が鈍るという理由で、 親兄弟、友人、知り合いの治療にいは手を出さないのが原則です。 でも実は、投影や転移が強く出るため、 それまでの関係が変容してしまうから、というのが本当の理由のようです。 件名:Re:<件名なし> 本文:親兄弟、友人、知り合いの治療には手を出さない、 それはわかっていたことだったから、何も言わずにいたんだけどねえ。 お兄みたいな医者は他にはいないから、妹の私は大変だ。 鬱状態になっても薬も出せないみたいでね、 自信がないのか、知識がないのかはわからないけど。 ちょっと困ってきてしまったのですわ。 「投影や転移が強く出るため、それまでの関係が変容してしまう」は マズイもんねえ・・・・・・ にっちもさっちも・・・・ってとこで、耐えるしかない毎日です。 件名:<件名なし> 本文:クスリは、特にメンタル領域では、使い方が違うんです。 出しっぱなしでも、脳に作用して、 セロトニンとかドパミンに作用して効くことは効くんですが、 それだけの作用しかありません。 生体の変化と自覚症状が必ずしも一致していないからなんです。 ぢゃあどうするか? クスリという異物を体内に取り入れること、 つまり脳の働きをコントロールすることに対して、 同じ脳をよりどころとするカタチのない自我がどう感じるかを、 丁寧に扱う必要があります。 どの程度の自我(あるいは自覚)の変化だったら許容できるか、 あるいは深層意識の抵抗(未病)を予測した上で、 変化する間の容器(コンテイナ)としてクスリを使うんです。 ある意味心理療法でいう直面化と同じやり方ですし、 治療者がクスリを出すということは、相手の内的世界に踏み込むことですから、 ラポールが確立してからでないとクスリは出せないんです。 それに「内服する」という行為は自己治療と同じですから、 診察室を離れても「護られた空間と場所」、 つまり「内なる治療者」、がその人の中に形成されている必要があります。 だから、同じクスリを同じ量つかうにしても、全然次元が違ってきます。 うつだから抗うつ薬を飲めばいいという世界ではないんです。 そのあたりのことはじっくりと話し合ってみて下さい。 |
足あと帳〜記念の御朱印帖〜第2段 |
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2006-03-03 Fri 05:51
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写真撮影 |
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2006-03-02 Thu 12:39
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鎮守の森の宴 |
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2006-02-04 Sat 22:48
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冬至のゆず風呂〜宝珠のうんちく |
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2005-12-22 Thu 14:29
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